※この記事では、予告編などで公開されている範囲の情報をもとに、物語の導入部分と登場人物を事実ベースで整理しています。映画をご覧になる前の参考にどうぞ。
劇場版『名探偵コナン』シリーズを毎年楽しみにしているファンも、今回初めて観る人も──。
第28作『隻眼の残像』は、重厚なサスペンスと感情の交錯が印象的な作品です。
本記事では、ネタバレを含まない形で、登場人物の整理と事件の入り口をご紹介します。
これから連休中に映画館で鑑賞予定の方も、ぜひご一読ください。
🎞 予告編動画
まずは、公式予告編をご覧ください(約1分30秒)。
※本記事はこの予告編の内容をベースに構成されています。
あらすじ(ネタバレなし)
舞台は、雪深き長野。
今回の事件の軸となるのは、長野県警の警部・大和敢助。かつての事故で隻眼となり松葉づえを手にする彼の“過去”が、ついに明かされます。
ある日、毛利小五郎のもとに警視庁時代の旧友・ワニ(通称)からの連絡が入ります。
「小五郎、長野県警の大和敢助って知り合いか?」
その言葉をきっかけに、コナンたちは銃撃事件に巻き込まれていきます。
かつて長野で起きた雪崩事故、そして今回の銃撃事件——。
大和自身も記憶があいまいな“あの事故”の真相が、徐々に明るみに出ていきます。
公安、長野県警、コナンたちがそれぞれの立場から調査に乗り出す中、事件の背後には国家レベルの問題が──。 予告で描かれた「上原の叫び」の意味とは? すべてのピースが揃うとき、過去と現在が交差します。
登場人物紹介(ネタバレなし)
- 江戸川 コナン
“名探偵”コナン。入り組んだ事件に挑み、様々な人物たちを巻き込んでいきます。 - 長野県警の三人
大和敢助、上原由衣、諸伏高明が中心となり、信念を胸に難事件に挑みます。大和と上原の関係性にも注目です。 - 毛利 小五郎
“眠りの小五郎”ではなく、戦友のために真剣に事件を追う姿が描かれ、人間味が際立ちます。 - 毛利 蘭 & 少年探偵団(元太・光彦・歩美)
事件の渦中に巻き込まれつつ、蘭は空手で奮闘。子どもたちも勇気と機転で活躍します。 - 降谷 零&風見 裕也
公安として独自に動きつつ、コナンの行動力に振り回される場面も。 - 灰原 哀
冷静な判断と知識で事件の展開に大きく貢献します。 - ワニ / 鮫谷 浩二
毛利小五郎の旧友。予告にも登場し、事件の発端となるキーパーソンです。
見どころ・演出の感想
- アクション多め!バイクや車とのカーチェイス、もちろんコナンはスケボーで対応。
- 犯人を追い詰める推理劇は今回も健在。スピーディーかつ丁寧な展開。
- 青山剛昌先生の原画登場シーンが感動的。
- 全キャラクターが個性を発揮し、物語に深みを与えています。
- 毛利小五郎が終始かっこいい!コメディではなく“本気”の探偵姿に注目。
こんな人におすすめ!
- シリーズを追っている人、特に大人層のファンには深く刺さる展開。
- 過去作へのオマージュ多数。「あの場面に似ている!」と気づく楽しみあり。
まとめ(感想・評価)
鑑賞直後の余韻が冷めないほど、印象に残る作品でした。
筆者の中では劇場版トップ3に入る感動作です。
ただのアクションにとどまらず、登場人物たちの想いが交錯する“感情のミステリー”としても楽しめました。まさにスリル・ショック・サスペンス!
🎬 個人的評価:★★★★★
(感動・演出・構成、どれも満足度が高かったです)
コメント